ニカワの接着面なら、そこに薄いナイフを差し込むことで
比較的容易にはがすことができます。
ところが合成樹脂の接着面ではそうはいきません。
実際安価な弦楽器の場合、ニカワでなくこうした合成接着剤で組み立ててある場合があります。そうした
チェロやコントラバスの場合、表板をはずすだけで数時間かかってしまうことがあります。
なかなかはがれないのを無理にはがすので、楽器にもどうしても無用なストレス
をかけてしまいますし、おまけに修理人の手は痛くなるし、何もいいことがありません。
弦楽器はしっかりとメンテナンスを行っていれば、何百年も使い続けることができる楽器です。
その寿命の長さの理由の一つが、ニカワを使っていることにあったのですね。
ハイポジションを弾くときに手が当たる楽器の肩の部分や、あご当てのあたりは汗の湿気
でニカワがゆるみやすい部分です。
楽器の鳴りが急に悪くなったりしたら、そうした部分がはがれているかもしれません。
気づいたときにはすぐにこちらにお持ちください。
単純なはがれなら、一日二日で直すことができます。
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バロックバイオリン
って何?
ストラディヴァリや彼の同時代の弦楽器製作家たちが作っていたバイオリンは、現在私たちが使っている
バイオリンとは、ちょっと違っていたということはご存じでしたか?
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