地球温暖化と云われますが、確かにここ数年の夏場の暑さや、雨の降り方は、 日本が熱帯化してきているかのような印象を受けます。
もともと高温多湿な日本の夏。湿気や熱から弦楽器を守る為に、ちょっとした気配りをしていただければと思います。


[楽器を拭く]
演奏中に楽器や弓に付着する汚れの主なものとしては、松脂の粉と汗などによる湿気があげられます。 夏場は松脂も暑さで軟らかくなっているために、楽器にもこびりつきやすくなります。 放っておくとなかなか取れなくなって厄介ですので、 演奏後にはこまめに拭き取るようにしましょう。
楽器本体の駒の下あたりや、弓の竿に白く付着した松脂は、木綿の布(着古した肌着などでよいです)などで 軽く拭き取って下さい。あまり強く拭いてはいけません。 松脂の粒子は粗いので、強くこするとニスの表面を傷つけてしまいます。
汗(湿気)についても軟らかい木綿の布で拭き取ってください。特に湿気が溜まりやすい箇所は 下に示したような、演奏中に手や首が触れるあたりです。